こんにちは!つむぎです。
生活費を半分にして、余ったお金を投資に回し、2年8ヶ月で資産1000万円に到達。何をして生活費をそれほど減らせたのか、私の実体験をお伝えしています。
今日は倹約の話ではないのですが、結果的に節約にもなり、さらに健康にもつながったお話です。
もしあなたが今、自分の外見にコンプレックスを抱えて苦しんでいるのなら、少しでも気持ちが軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
このブログがあなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。
コンプレックスの始まり
子どもの頃からずっとコンプレックスだったのは「体型」でした。
生まれた時から同年代の子より一回りも二回りも大きく(縦も横も)、ずっと気にしていました。
家族も父以外はみんなぽっちゃり体型。母や姉は「痩せたい」が口癖で、テレビでダイエット特集があれば必ず実践。
中でも印象的なのは「白いんげん豆ダイエット」。母が挑戦したのですが、強い副作用で下痢と嘔吐が止まらなくなり、救急搬送されたことも…。実際に全国で健康被害が出て、後に社会問題になったと記憶しています。
そんな出来事がありながらも、家族も私も次々と新しいダイエットに挑戦。しかし、効果はいつも一時的なものでした。
そんな私も小学3年生から中学3年生までバスケットボールに熱中し、少しは引き締まって、がっしり体型に。
ただ、高校でバスケを辞め、バイト生活になった途端、どんどん太り、人生最大に成長。高校生という成長盛りも相まって、食欲が止まらず、常におなかがすいていました。
ダイエット意識の弊害
大学入学と同時に一人暮らしを始め、自分で食事を管理できるようになると「ダイエットとリバウンド」の繰り返しが始まりました。
極端な食事制限で1ヶ月に5kg落とすこともありましたが、数ヶ月後にはリバウンド。
そんな生活を何年も続け、ダイエットとリバウンドを繰り返すうちにだんだん減らなくなっていきました。そして摂食障害になり、食べると吐くようになってしまいました。。。
苦しくなるくらい食べては吐く…
一旦出すと心が安定する。
でも、当然カラダにとって異常な行動なので、食欲もおかしくなり、すぐにお腹がすいてしまいます。食費もかなりかさみました。
もちろん、食事以外のダイエットもたくさんしてきました。
バスケをやっていたので、カラダを動かすことは好きで、ウォーキングやランニング、ジムに通って筋トレもやっていました。エステや整体も一通り試しました。
でもすべて一時的なもので、やめるとすぐに戻ってしまう。
それでも常に自分の人生に「ダイエット」というテーマは消えなくて、いつも苦しかったのも覚えています。
「諦める」は「明らかに見る」
そんな私に転機が訪れます。
仕事関連のリサーチで、ライザップに通うことになったのです。自分で通おうと思えば、入会料やサプリ、プロテインなどで結構なお金がかかるので、とてもありがたいお仕事でした。
なので、2ヶ月ほど、本気で頑張りました。
これまで自分でもやったことのある糖質制限ですが、主食はもちろん、野菜の糖質や調味料まで気を使い、それに加え週2回の筋トレに通いました。
偽りなく本気でやったという自負があります。
にもかかわらず、最初の3キロが減った後、一向に減らなくなってしまいました。
悲しいことに、トレーナーには「隠れて食べているのでは?」と疑われましたが、毎日写真で共有していたもの以外は、本当に食べていなかったのに減らない時期が続きました。
そして、残念ながらそのまま2ヶ月が終了しました。
・約30年の人生でずっと体型コンプレックスに苦しんできた
・ダイエットとリバウンドを繰り返したことで痩せにくいカラダになってしまっていた
・この2ヶ月本気で頑張ったのにほとんど痩せなかった
・大人になってからは、人より特段食べるわけでもない
・お酒や甘いものをたくさん食べるわけでもない
・でも、普通に生活しているとぽっちゃりになる
・もしかして、「私のベスト体型はぽっちゃりなのでは?」
そんな考えが次々に浮かんできて、ついに「諦める」ことができました。
諦めるというとネガティブなイメージがあると思いますが、元々は「あきらかにみる」という諦観であり、本質を明らかに見て取ることです。
人によってはただの逃げだと感じるかもしれません。でも自分で自分を苦しめ、摂食障害を患うよりはすんなり諦めた方が良いと思ったのです。
自分を受け入れたら、生きるのが楽に
これを「食べたら太るかも…」という感情はもう浮かばなくなり、美味しいものを美味しいと素直に感じられるようになり、食事が以前よりもずっと楽しくなりました。
過食もなくなり、吐くこともやめられました。だから変に過食することもなくなったので、食費もだいぶ減りました。
当然、痩せた時に来ていたような服を着ることはできなくなりましたが、今の私に似合うファッションを存分に楽しめるようになりましたし、今の私を見て、「これはこれでいい!」と思えるようになりました。
振り返れば、私が「痩せなきゃ」と思い続けていたのは、家族の影響や、社会に刷り込まれた「細い方が良い」という価値観でした。
もちろん健康を害するほどの肥満はよくない。
でも、健康で、心地よく過ごせる体型なら、それで十分だと今は思います。
もし、あなたが自分のコンプレックスに悩んでいるのなら、それをなくす努力も良いですが、それを受け入れてみる選択肢がないか、一度考えてみるのはいかがでしょうか。