ミニマル生活は一生もの。我慢しすぎず続ける秘訣とは

暮らしと自由の体験談

こんにちは!つぐみです。

今日は、倹約生活を続けていくうえで大切な「秘訣」についてお話ししたいと思います。

これまでの記事では、生活をダウンサイジングして支出を減らしてきた体験をお伝えしてきました。

でも実際には、ただ節約するだけではなく、使うときには思いきりお金を使って楽しむ機会も持っていました。

もしあなたが今「節約ばかりで息苦しい」と感じているなら、今日のお話が少しでも参考になれば嬉しいです。

そしてこのブログが、あなたの人生をより豊かにするヒントになれば幸いです。

資産づくりとストレスのはざまで

2021年の夏頃、私は「3年後に仕事を辞める」と決意しました。

まずは1000万円の資産を目標に、不要なモノやコトを手放し、生活をミニマルに整えていきました。

けれど、その間にも、仕事では責任と業務量が増えていき、どうしてもストレスが溜まってしまいます。

だから私は、散歩などの習慣以外に、「旅行」と「美味しい料理」を息抜きにしていました。

沖縄や京都、金沢、那須に出かけたり、USJやディズニーランドにも行ったり。特別な日はちょっと良いお店で贅沢をしてランチやディナーを楽しんだりもしました。

使うときには思いきり使う。でも普段の生活では、「本当に大切なものは何か」を意識して、優先順位を考えてお金を使う。

ミニマル生活を続けるには、こんな風にバランスが大事だと思っています。

念願のヨーロッパ旅行へ

その後も生活費を抑えて投資を続け、少しずつ資産が育っていきました。

しかし、2024年の春頃、そろそろ仕事を続けることが精神的にギリギリになっていました。

有給休暇を自由に取ることができる会社ではあったのですが、私の部門では自分のタスクを誰かにお願いすることはできない状況でした。

だから休みを取れば、休み明けにしわ寄せが来て、結局自分を苦しめることになる。だから長期の休みは入社以来取ったことがありませんでした。

「いつかヨーロッパに2週間旅行したい」──そんな思いを抱えつつ、辞めたら行こうと考えていました。

この際、もう夏頃に辞める意思を伝えておこうと思い社長に伝えたところ、思いがけず「疲れているなら、まずは休暇を取って旅行に行ってきな」と言われました。

社長から私の上司に指示があり、私の2週間分のタスクをチームに分担してくれたおかげで、念願のヨーロッパ・クルーズ旅行に行けることに。(メンバーにはとても申し訳ない気持ちがありました…)

お言葉に甘えて、旅行に出かけると久しぶりに仕事を忘れて心からリフレッシュでき、とても貴重な経験になりました。

けれど帰ってきてみると、職場の体制は何も変わっていませんでした。

「2週間も休んで元気になったのだから、続けるよね」という空気が漂っていました。

そのとき改めて、「根本的に働き方を変えない限り、この激務からは逃れられない」と痛感。

予定通り、夏に辞める準備を着々と進め、2024年の夏に無事退職を迎えることができました。

息抜きがあるから続けられる

こうして振り返ると、資産づくりの3年間は決して楽ではありませんでした。

でも「旅行」や「美味しいもの」があったからこそ、なんとか乗り越えられたのだと思います。

あなたにとっての息抜きは何でしょうか?

もし今、ガチガチにルールを決めて節約を頑張っているなら、たまには息抜きをしてみるのはどうでしょうか。ときには自分を解放する時間も必要です。

ミニマル生活は一時的なものではなく、ずっと続けていくことで、人生にゆとりをもたらしてくれるものだと思います。

だから自分をあまりにも追い込んでしまうと、辛くなって続けられない。

ぜひ、あなたにとっての心地よいバランスを見つけてみてくださいね。

明日は、「ヨーロッパのクルーズ旅」についてお伝えしたいと思います。

お楽しみに!

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