都会と田舎の暮らしを比較。ミニマル生活の最適な住まいとは

暮らしと自由の体験談

こんにちは!つぐみです。

ミニマル生活を送るうえで欠かせないのが「どこに住むか」という選択。

同じ暮らし方をしていても、都会か田舎かによってお金のかかり方も、時間の使い方も、心の余裕も変わってくるでしょう。

私自身も今後の人生において「どこに住むか」についてよく考えます。特に車や家賃といった固定費は、生活スタイルを大きく左右するポイントですよね。

私は田舎出身で、ずっと車社会の中で育ってきました。運転自体は好きなのですが、それでも大人になった今は「できれば車を持たずに暮らしたい」と思っています。

車は購入時だけでなく維持費がかなりかかるからです。車検、保険料、駐車場代、そして昨今高騰しているガソリン代…。

加えて、どれだけ気をつけていても事故のリスクはゼロではなく、万一人を傷つけてしまう可能性を考えると、そのコストはお金以上に大きいと感じます。

もしあなたもこんな風に「どこに住むか」について考えたことがあるのなら、今日のお話が、あなたにとっての最適解が見つかるヒントになれば嬉しいです。

そして、このブログが、あなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。

都会に住むからこそ得られる自由と安心

都会といえば「家賃が高い」というイメージがありますよね。確かに東京や大阪の中心部で暮らそうとすれば、ワンルームでもかなりの金額がかかります。

たとえば、私が今住んでいるのは大阪の中心部の新築1K。家賃は共益費込みで77,000円。東京と比べればだいぶ安いですが、地方に比べると高めでしょう。

ただその分「徒歩だけで暮らせる便利さ」があります。

病院やスーパー、飲食店がすべて徒歩圏内にあり、自転車も持っていません。滅多に使いませんが、必要であればシェアサイクルのLUUPがすぐ近くにあるので不便はなし。交通費も、旅行など遠出をしない限り毎月ゼロです。

都会に住んでいて良かったと思う瞬間はたくさんあります。お店や病院など複数の選択肢から選べる自由度。展覧会や美術展、話題のイベントにふらっと立ち寄れる刺激の多さ。そして、新しくオープンしたお店にすぐ行けるアクセスの良さ。

さらに都会ならではのメリットとして「物を必要以上持たなくても困らない」という点があります。たいていの物は近所で買えるので、食料品や日用品のストックは不要。収納スペースも最小限で済みます。

「都会だとお店が多くて散財してしまいそう」と思う人もいるかもしれません。でも私は、都会にいるからこそ散財することなく、買い物の失敗が少なくて済んでいると感じます。

ネットで見つけたものでも実際に店舗に行って実物をチェックすることもできますし、ウィンドウショッピングだけでも満足できるので「買わなくても楽しめる」からです。

そしてもうひとつ。
都会は夜道でも明るく、安心して歩ける」という利点もあります。私は友人と夜に食事をした帰りに、多少距離があっても歩いて帰ることがあります。

食べたものや飲んだものが消費されるし、夜風にあたりながら歩くと心もスッキリ。これも都会ならではの利点だと思います。

結局のところ、都会でミニマルに暮らせるかどうかは「自分の軸」をしっかり持っているかどうか。周りに流されず、自分が心地よい暮らし方を優先できるかがカギだと考えています。

田舎の魅力と同時に向き合うべき現実

一方で田舎暮らしにも、都会にはない魅力がありますよね。

特に家賃の安さはミニマル生活を送る上ではかなり大きなポイント。広い部屋や庭つきの家に、都会の半額以下で住めることもあるようです。

さらに空気が綺麗で自然が身近にあり、四季の移ろいを肌で感じながら生活できるのは大きなメリットです。

ただし、実際に暮らしてみると不便さも大きいのが田舎の現実。私は高校生まで田舎で育ちましたが、車が必須でした。

小学校は歩いて40分、中学校は自転車で15分。
駅までは車で10分、バスで20分、自転車で30分。
スーパーは車で7分、コンビニですら車で5分ほど。

「徒歩圏内」という感覚はほとんどなく、どこに行くにも車ありきの生活。学生の頃は、自転車に乗っていると大量の虫が顔に当たってきて不快な思いを何度もしましたし、夜道は街灯があっても真っ暗で、車以外ではとても出かけられないほど…

もちろん田舎には静けさや自然の豊かさといった魅力がありますが、私自身は都会と比べると「良かった」と感じる点は少なめでした。。。

さらに田舎暮らしでは「人間関係が濃い」ことも特徴のひとつです。近所づきあいが密で、良くも悪くも「顔が見える社会」。

常に人との交流があるのが好きな人には良い面だと思いますが、私のように「自分のペースで自由に暮らしたい」タイプの人にとっては、少し窮屈に感じてしまう部分があるかもしれません。

都会と田舎の“いいとこどり”をするなら

都会と田舎、それぞれに良さと大変さがあります。そこで私が今考えているのは「中間地点での暮らし」です。

具体的には「地方都市」と呼ばれる場所。

都会ほど家賃は高くないけれど、生活に必要な施設は一通り揃っている。少し郊外に出れば自然も豊かで、都会と田舎の良いところを両方取り入れられるような場所です。

最近気になっているのが熊本。

きっかけはYouTubeで観た観光Vlogでした。九州はあまり行ったことがないので知らなかったのですが、熊本の街の映像を見て「中心部は意外と都会なんだ」と驚きました。

熊本駅やお城付近の中心部ならスーパーやショッピングモールも徒歩圏内にあり、車なしでも生活できそう。家賃相場も今の大阪より2万円ほど安くなりそうです。

しかも少し足を伸ばせば阿蘇や天草といった自然豊かなエリアがあり、都会と自然の両方を楽しめる環境。

これまで関西には長く住んできたので、今度はあまり行ったことのない九州を拠点にしてみるのも面白そうだと感じています。熊本に住めば、九州の他県にも気軽に行けるのも魅力のひとつですよね。

実は今週、熊本に旅行に行く予定です。実際に現地を歩いてみて、雰囲気を肌で感じてみようと思っています。その様子はまたこのブログでレポートしますので、気になる方は楽しみにしていてくださいね。

おわりに

ミニマル生活を考える上で、「どこに住むか」は重要なテーマ。

当然、最適解は人によって違ってくると思います。

大切なのは「自分はどう生きたいか」という軸。この軸さえわかっていれば、きっとあなたにとってのベストな住まいが見つかるはず。

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