「もう限界…」と思った私が3年かけて準備し、自由と安心を手に入れるまで

暮らしと自由の体験談

こんにちは!つむぎです。

8年半勤めた会社を辞めて、現在は毎日を自由に過ごしています(詳しくはこちら )。

今回は、私がどのような社会人生活を送り、そこからどんな学びを得て今の暮らしにつながったのかをお話したいと思います。

もしあなたが今、将来への不安を感じていたり、今の生活にモヤモヤしているのなら、それを解決するヒントになるかもしれません。

このブログがあなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。

社会人生活のはじまりは営業職から

私の社会人生活は、不動産会社の営業から始まりました。

最初から「きつい仕事」とは聞いていましたが、想像以上。飛び込み営業で個人宅を訪問する中で、怖い思いをすることもあり、心身の負担が大きく、早々に退職することになりました。

次に選んだのは、カジュアルなコスメのお店と夜の仕事のダブルワーク。

2年ほどその生活を続けましたが、大学時代に叶えられなかった「海外に住んでみたい」という気持ちが再燃し、思い切ってワーキングホリデーへ。オーストラリアで約半年、異文化の中での暮らしを存分に楽しみました。

美容の世界と夜の仕事、そして気づいたこと

帰国後は、ハイブランド化粧品の美容部員と夜の仕事のダブルワーク。

華やかに見える美容部員ですが、実際はかなりハードで、水分補給もままならず喉を痛めたり、体調を崩したりする日々。夜の仕事も高給ではあるものの、毎日お酒を飲むことや気遣いの連続で、体力も精神も消耗していきました。

もちろん、どちらも良い経験でしたが「この働き方を一生続けられるのだろうか」という不安も大きくなっていきました。

そこで、自分のこれからを考えたときに「PCスキルとマーケティングの力を身につけたい」と思うようになり、昼の仕事を辞めて学びながらフリーランスとして活動開始。その延長でIT系の会社に入社することになりました。

「会社で経験を積んでからフリーになった方がいい」

そう思った私は、未知の世界であるIT・マーケティングを前のめりで吸収し、とても充実した日々を送っていました。

責任が増える30代、そして心身の不調

しかし、会社も人も状況も常に変化していきます。

30代を迎え、仕事量も責任も増えていく中で、その時所属していた部署には、機嫌で態度がコロコロ変わる、かなり年上の同僚がいました。

誰彼構わず気に入られないことがあると、瞬間湯沸かし器のように怒り狂う。

その対応に疲れ、心身は次第に蝕まれていきました。

その頃、子宮の病気を患い、最終的には手術が必要に。完治はしたものの、その後も円形脱毛がたびたびできるようになり、ストレスが身体に出続けました。

またこの頃、資本主義社会そのものに疑問を持つようになってきて、マーケティングの世界への違和感も募っていきました。

人の心理を利用して、お金を必要以上に使わせてしまっているのではないか

そう感じるようになり、以前のようなワクワク感が薄れていったのです。

転職活動をして気づいたこと

「このまま何十年も続けるのは厳しい」

そう思った私は、自分の市場価値を確かめるために転職活動をしました。

業務の合間に履歴書や職務経歴書を用意し、面接を受けた結果、ありがたいことにいくつか内定をいただけました。しかしどれも給料は大きく下がる条件。

比較してみると、今の会社は裁量権もあり、給料や福利厚生も恵まれていました。

結局「辞める」決断ができず、ずるずると働き続けることに。

疲弊と限界、そして決断

それからも日々の疲労は増し、生きていること自体が辛くなっていきました。

もう他の会社に転職する気力もない。まずは休みたい

そう思い、生活費を見直して資産を築き、3年後に会社を辞める計画を立てました。

3年間はギリギリの精神状態でしたが、「終わりがある」と思えたことで、なんとか踏ん張れたのだと思います。

そして退職の日、何も抱えるタスクがなくなった瞬間、心の底からホッとしました。

逃げ道を持つことの大切さ

辛い状況にいると、視野が狭まり、追い詰められてしまいます。

だからこそ「選択肢を多く持つこと」が大切です。そのためのお金も大事な逃げ道のひとつ。

自分の心のSOSを無視せず、いつでも逃げられるように生活を整え、準備しておく。
それが、私が身をもって学んだことです。

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。

私の経験は特別なものではなく、誰にでも起こり得ることだと思います。

もし今、同じように「このままでいいのかな」と悩んでいるのなら、まずは小さな一歩でいいので、自分の未来のために準備を始めてみてください。

逃げ道を持つことは弱さではなく、自分を守る大切な選択だと思います

あなたが少しでも安心して生きられるように、このブログが支えになれば嬉しいです。

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