「月30万円→15万円」ミニマル生活で実現した私のリアル家計簿

倹約と資産形成

こんにちは!つぐみです。

今日は、ミニマル生活を送る私の「生活費」について公開したいと思います。

もし今あなたが、昨今の物価高で「毎月の生活費、もう少し減らせたらいいな」と思っているのなら、今日のお話が少しでも役に立てば嬉しいです。

そして、このブログが、あなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。

ミニマル生活を始めて生活費が半分に

私の場合、2021年以前の生活費は月30万円以上。美容や衣服、外食などにも多くのお金を使っていました。でも今は生活をコンパクトにしたおかげで月15〜17万円ほどで暮らせるようになりました。

どんな風に減らしていったのか、詳細は過去に公開した記事をぜひご覧いただきたいのですが、重要なのは「今、自分にとって大切なことは何か」を立ち止まって考えることだと思っています。

忙しい日々を送っていると、そういったことを考えず、ただ流され、ただお金を使い、ただ稼ぐことに必死になって疲弊してしまう…

一度立ち止まって、自分の本当の欲求に耳を傾けることができれば、今よりもずっと豊かでラクな生活の選択肢が見えてくるはずです。

どこにお金を使ってる?費目ごとのリアル

私は現在、仕事を辞めて「人生の休憩期間」を過ごしています。

住まいは大阪の中心部。スーパーやドラッグストア、ホームセンター、病院など、必要なお店は徒歩圏内に揃っているので、交通費は滅多にかかりません。

部屋も街もコンパクトなおかげで、暮らしそのものが軽やかになったと感じています。

私は独身なので、もしかすると結婚している人や子どもがいる方は参考にならないと感じるかもしれませんが、注目してほしいのは「何を選び、何を手放すか」という判断基準 。

数字は参考にできなくても、どうすれば生活費をコンパクトにできるかを考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

家賃
月77,000円。大阪中心部の新築1Kにしては妥当な金額。便利な立地のおかげで交通費がほぼゼロなので、結果的にトータルではお得感があると思っています。

水道光熱費
おおむね月1万円以内におさまっています。
水道は約2,000円、電気は2,000〜6,000円、ガスは2,000〜5,000円と季節によって変動。
水道光熱費については、申し込み時の会社やプランを検討する以外、日常使いは特に節約はしていません。

湯船には入りたい時に入り、エアコンは夏のお風呂上がりにを少し使う程度。中層階の中部屋に引っ越してから、最上階角部屋の時のような暑さ・寒さがなくなり、自然と光熱費が減りました。冬は暖房をつけると頭が痛くなることがあるので、「着る毛布」で防寒。

奨学金返済
月17,000円。20代の頃ワーホリ中に返済猶予を使っていたので完済は約10年後の予定です。奨学金の利子はそれほど高くないので、あえて一括返済せず、コツコツ返していこうと思っています。

火災保険
約334円(年間4,000円)。
入居時は不動産会社に指定された年間2万円の保険に入っていましたが、後で見直して乗り換えました。たったこれだけで年間16,000円の節約。面倒でもこうした固定費の見直しは必須ですね。

医療費
月1,500円ほど(年間2万円以内)。
主に3か月に1回の歯医者の定期検診代。薬はほとんど飲まず、病院にもめったに行かないタイプです。

国民健康保険料
月9,000円ほど。昨年9月まで働いていた分の金額で計算されているので、来年度はもっと下がる見込みです。

通信費
実質0円。楽天ポイントで支払っているため。Wi-Fi代は家賃に含まれています。

食費
月30,000円ほど。自炊がメインにしては高めかもしれませんが、外食が減ったぶん、自炊で好きな料理を作って楽しんでいます。「食事に手間をかける余裕」ができたことで、以前よりも満足度は高くなっています。

日用品・美容
月5,000円ほど(年間6万円)。
美容代は基本ワセリンとカラートリートメント。たまにメイク用品がなくなったら買う程度。

被服費
月2,500〜5,000円(年間3万円〜7万円)。
仕事を辞めて、ここ1年ほどは家にいることは多かったので、年間で3万円ほどでした。

それ以前はおそらく年間7万円ほど。春夏服に2万円、秋冬服に3万円、下着や靴下など消耗品に2万円くらい。

交際費
月0〜10,000円
友人や家族と会う時は特に金額を気にしません。その分、会う人や回数を厳選しています。

趣味・娯楽
月2,000円〜3000円ほど。
読書、映画ドラマ鑑賞
Audible(1,500円)+プライム会員(約492円)。プライムビデオやプライムリーディングを活用しつつ、図書館やカフェ併設の書店でも読書を楽しんでいます。
ヨガ、散歩、バスケ
20歳頃から続けているヨガ。以前はホットヨガのお店に通っていましたが、今はYouTubeを観ながら自宅でやっているので0円。散歩も、もちろんタダ。たまに社会人バスケのサークルに参加したりすると、参加費で500円〜1000円くらい。

合計すると月15万〜17万円ほど。ミニマル生活以前の30万円以上かかっていた頃と比べれば、なかなかだと自負しています^^都心に住んでいる現状を考えるとこのくらいが今の私にとってのベスト。

今後、都心を離れ家賃の低い場所へ引っ越したり、奨学金の返済が終わったり、国民健康保険料が下がったりすれば、月10万円くらいで暮らせると想定しています。株の取り崩しだけで暮らせる生活も現実的に見えてきました。

支出は半分になりましたが、むしろ今のほうが心も生活も満たされていると感じます。「たくさん使う=豊かさ」ではないと改めて思います。

ミニマル生活で工夫していること

  • 「一旦保留」の習慣
    欲しいものはiPhoneのメモやネットショップのカゴに入れてしばらく寝かせます。数日経っても欲しいと思えば買う。衝動買いが減り、値下げのタイミングに出会えることも。
  • 買い物の失敗を記録
    「美味しくなかったお店や食品」「合わなかった服や靴のブランド」などをメモ。意外と忘れがちな失敗を記録しておくことで、同じミスを繰り返さなくなりました。
  • スプレッドシートで支出管理
    固定費は雛形入力、変動費はざっくり記録。「スーパーでいくら」だけでも十分。定期的に合計を確認し、使いすぎを防いでいます。

あえてお金をかけているもの

  • 旅行
    行きたいときに行きたい場所へ。宿は高くても素敵なところを厳選し、それ以外の削れるところは削る。自分の妥協できるところとできないところが明確なので、結果的にいつもお得で満足度の高い旅ができています。

  • 食べたいものは基本的に我慢しない。日頃から自炊で満足できていると、自然と外食欲が減って結果的に余計な食欲と食費が抑えられています。
  • 交際費
    本当に会いたい人とだけ会い、金額を気にせず過ごしています。会社員時代にはどうしても避けられなかった「お付き合い」が減っただけで、ストレスも出費も大幅に減りました。
  • 健康
    歯の定期検診、足に合う靴などは妥協しません。ここに投資しておくと、長い目で見て医療費や不調のリスクが減るため。

おわりに

ミニマル生活は「我慢」ではなく「自分にとって本当に大切なモノやコトを発見していくこと」。

そんな視点で生活を見直していくと、ただ節約するよりも、ずっと楽しく取り組むことができるはず。

ぜひ、試してみてくださいね。

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