収入を増やすより、分ける。心が折れにくくなる働き方

机の上に3つ並んだぶたの貯金箱の写真。収入を分散して心が折れにくくなる働き方を象徴するイメージ。 暮らしと自由の体験談

こんにちは!つむぎです。

最近、本を読んでいると、コロナ禍に書かれたものに出会うことが度々あります。

ページをめくるたびに、「そういえば、あんなことがあったな」「あの頃はこんな空気だったな」と、当時の記憶がふと蘇ってきます。

かなり昔の出来事のように感じるのに、実際にはまだ数年前の話。時間の感覚が少しおかしくなるような、不思議な気持ちになります。

コロナ禍は、多くの人の生活や働き方を大きく揺さぶりました。そしてその揺れ方は、職種や環境によって、本当にさまざまでした。

コロナ禍で「たまたま」守られていた私の働き方

振り返ってみると、私はコロナ禍で大きなダメージを受けずに済んだ側の人間だったと思います。

当時、IT系・オンライン中心の仕事をしていたこともあり、世の中でリアルのイベントや対面の場が減った一方で、オンラインのサービスやイベントの需要はむしろ増えていきました。

結果として、ありがたいことに売り上げは過去最高を更新しました。

また、以前と変わらず出張が月に何度かあった私は、コロナ禍の新幹線が驚くほど空いていて、移動がとても快適だったのを覚えています。ホテルの価格も安く、淡々と仕事をこなすには、正直ありがたい環境でした。

もちろん、社会全体が大変な状況の中で「快適だった」という表現には違和感を覚える方もいるかもしれません。それでも、当時の私は「今の仕事をしていてよかった」と何度も思っていました。

本当に感謝しかありません。

もし、あの頃の仕事のままだったら

一方で、同時にこんなことも考えていました。

もし、コロナ禍のときに、以前のように美容部員や夜の仕事で生活していたら、どうなっていただろう、と。

どちらの職種も、人と対面することが前提の仕事です。

実際、コロナ禍では大幅に仕事が減った業界も多く、収入が激減したという話もたくさん耳にしました。

もし私がその状況にいたら、今のように一人暮らしを続けられなかったかもしれません。固定費を賄えず、地元に戻るという選択を迫られていた可能性も十分にあったと思います。

そう考えると、たまたまでも、オンラインで完結する仕事に移行していたことは、本当に大きかったと感じます。

振り返ってみて思う、あくまで結果論だということ

ただ、これは結果論だとも思います。

コロナ禍が起こるなんて、誰も予想できませんでした。私自身、未来を見据えてできた選択ではありませんでした。

結果的にうまくいっただけ。本当に、それだけだと思っています。

そして、今はIT系・オンラインの仕事が比較的安定しているように見えても、未来はわかりません。技術の進化や社会の変化によって、立場が一気に変わる可能性だって十分にあります。

「この仕事だから安心」
「この業界なら大丈夫」

そんな保証は、どこにもないのだと思います。

一つの収入に依存する怖さに気づいた

コロナ禍を経て、強く感じたことがあります。

それは、何か一つの収入だけに頼って生きていくことは、想像以上にリスクが高いということです。

どんなに真面目に働いていても、どんなに努力を積み重ねていても、自分ではどうにもならない理由で、収入が途絶えることがあります。

それは、怠けていたからでも、選択を間違えたからでもありません。

ただ、そういうタイミングに、たまたま居合わせてしまっただけ。

この「自分のせいではないリスク」が存在することに気づいたとき、一つの収入源にすべてを委ねる生き方は、私には少し怖いと感じるようになりました。

収入を増やすより、分けるという発想

そこで、今後の人生で意識したいと思うようになったのが、収入の分散です。

例えば、

  • 給与収入
  • 事業収入
  • 資産収入

どれも大きな金額じゃなくてもいいから複数持っておこうと思っています。それだけで、心の余裕はずいぶん変わる気がしています。

「収入の柱を増やす」と聞くと、副業をたくさん掛け持ちしたり、常に忙しく動き続けたりするイメージを持つ人もいるかもしれません。

でも、私が目指したいのは、そういう状態ではありません。

私の場合、現状は投資をしたり、こういったブログを書いたりしています。

今後はフリーランスでwebデザインや動画編集などの仕事もできれば良いなと考えていますし、たまには外に出て接客業をしてみるのも良いなと思っています。

こんな風に色々なことをしながら、色々なところから収入を得る。

自由気ままにその時したいことをする。

そんなゆるい働き方が今の私にはちょうどいいと考えています。

こんなゆるくて大丈夫かと思うかもしれませんが、収入の柱が複数あるからこそ、「もしものときに、完全にゼロにはならない」という安心感があると思うのです。

もしものときに、立ち止まれる余白をつくる

未来の不安を、完全になくすことはできません。どれだけ備えても、想定外の出来事は起こります。

でも、揺れにくくすることはできます。

何か一つがうまくいかなくなったとき、「人生が全部終わった」と感じなくて済む状態をつくっておく。

収入の柱を複数持つというのは、頑張り続けるための戦略というより、心が折れないための仕組みなのかもしれません。

選択肢があると、人は落ち着いて考えられます。

焦らず、自分のペースで、次の一歩を選べる。

これからも、何が起きるかはわかりません。だからこそ、一つに依存しすぎない生き方を、私は選びたいと思っています。

つむぎの自由手帖 – ゆるく、強く、生きる - にほんブログ村 人気ブログランキングでフォロー
タイトルとURLをコピーしました