こんにちは!つぐみです。
今日は、私が思う「人生の満足度を高める上で大切なこと」についてお話したいと思います。
それは、ずばり「自分をおもてなし」するように扱うこと。
例えば、人が遊びに来ると分かったとき、普段は後回しにしている部屋の片づけを慌ててしたり、テーブルにきれいに料理を並べたり、少しおしゃれをしたり…。そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
でも、もし誰も見ていなかったらどうでしょう?
部屋は散らかったままでも気にしなかったり、買ってきたお惣菜をパックのまま食べたり、ヨレヨレの服で過ごしたり…。
気づけば「まあ自分ひとりだし」と、手を抜いてしまいますよね。
けれど、よく考えてみると、人生で一番長く一緒にいるのは「自分自身」。
だからこそ、“自分をおもてなし”するように扱うことが、毎日の満足度や豊かさにつながると私は考えています。
もしあなたが、「つい自分には手を抜いてしまうな」と感じているなら、今日のお話が視点を変えるヒントになれば嬉しいです。
そして、このブログが、あなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。
部屋が整うと、自分も整う
自分へのおもてなしとして、まず一番は「部屋を整えること」だと思います。
私の場合、朝起きたらまず、寝具をきれいに整えます。枕がわりにしているクッションも立てかけて、インテリアの一部になるように飾ると、目に入る景色そのものが整って、気分がすっきりします。
掃除は朝が一番のタイミング。昼間は人が移動することで埃は空気中に舞っています。それが夜の間に床に落ちるので、朝にフローリングワイパーをかけると効率的にきれいになります。
この習慣は5年ほど前に知って始めたのですが、朝掃除をすることで心もすっきりし、集中力が高まるのを感じます。
それから、窓を開けて換気。これは幼い頃から自然と続けている習慣で、外の新鮮な空気を感じるだけで気持ちがリフレッシュ。
また、モノは「使ったら元に戻す」を徹底しているので、散らかることもなく、部屋はいつも整った状態をキープ。部屋が整っていると、自分を大切にできているなと感じることができます。
日常の食卓を豊かにする小さな習慣
食事の時間も、私にとって「自分をおもてなしする大切な時間」。
自炊をするときはもちろんですが、たとえ百貨店でお惣菜を買ってきたときでも、そのままのパックではなく、お気に入りのお皿に移して楽しむようにしています。
器はシンプルなデザインで、軽くて洗いやすいもの。余計な装飾がない分、料理そのものが引き立ちます。
「洗うのが面倒だから」と、買ってきたままのパックや紙皿で済ませる人もいると思いますが、それだとどこか心が荒んでしまう気がするんです…。器に盛り直すだけで、同じごはんでもより豊かな気持ちで味わえますよ。
他には、ランチョンマットを敷いたり、カトラリーを綺麗に並べたりとテーブルセッティングをするだけで、家にいながらお店で食事をしているようなワクワク感を味わうのも楽しいものです。
「どうせ一人だから」と手を抜くのではなく、自分のために整える。この積み重ねが心を豊かにしてくれると実感しています。
誰に見せなくても、自分のために選ぶ服
家にいるときも、お気に入りで心地よい服を着るようにしています。
素材は特に決めていませんが、肌触りが柔らかいものを選ぶようにしています。誰に見せるわけでもなくても、自分が快適でご機嫌でいられることが大切。
そのため、古くなった外出着を部屋着に「格下げ」するということはしません。着なくなった服はすぐに手放すので、余計な持ち物も増えず、クローゼットもいつもすっきり。
結果的に、毎日が「お気に入りだけに囲まれた暮らし」になります。
香りと音で“気分リセット”
目に見える環境だけでなく、香りや音楽といった感覚的な要素も大切にしています。
寝る前には、ベルガモットやレモングラス、ティーツリーなど、その日の気分に合わせてアロマを枕カバーに少し。
ふわっと香りが広がるだけで自然と深い呼吸ができ、リラックスしながら眠りにつくことができます。1日の終わりに「お疲れさま」と自分を労っているような感覚になれますよ。
また、アロマはリラックスだけでなく、集中力を高めたいときにも役立ちます。香りを切り替えることで、気持ちや作業効率がぐっと変わるのを実感。
音楽も同じで、ヨガや読書の際に、静かなピアノや自然音を流すと、心が落ち着き癒されています。
自分を後回しにしない生き方
私たちは「誰かに認められること」にエネルギーを注ぎがちですが、本当に長く自分を支えてくれるのは、自分自身です。
自分を粗末に扱えば、心も体もすり減ってしまう…。逆に、自分を丁寧に扱い、おもてなしするように接していれば、エネルギーは自然と満たされ、人生は充実したものになっていくと思っています。
慌ただしい毎日を送っていると「そんな時間ない」「自分なんて後回しでいい」と思ってしまうかもしれません。けれど、時間がない時こそ、少しでも“自分を労ること”を意識してほしいのです。
部屋をきれいにすることも、丁寧に食事をすることも、心地よい環境をつくることも――すべて「自分は大切にされる存在だ」と自分自身に伝える行為。
その積み重ねが自信を生み、周囲の人にも自然と優しくなれる力をくれる。結果的にそれが他人を心からおもてなしすることへ繋がっていくと思うのです。
おわりに
自分を大切に扱うこと。
それは人生の満足度を高め、少ないお金でも豊かに生きる上で重要なことだと感じています。
ぜひ、あなたも今日からほんの少し、「自分をおもてなしする」習慣を取り入れてみませんか?