こんにちは!つむぎです。
生活費を半分にして、余ったお金を投資に回して2年8ヶ月で資産1000万円に到達。
何をして生活費をそれほど減らせたのか、私の実体験をお伝えしています。
次に見直したのはいよいよ住居費です。
住居費は固定費の中でも、一番大きい支出だと思います。長年同じ家で過ごしてきた人にとって、これを減らすのはハードルが高いかもしれません。
しかし、ハードルが高いからこそ、見直すと大きな効果があります。
今日は私のこれまでの引越し歴も交えながらお話しします。
このブログがあなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。
広い部屋への憧れと現実
私は18歳から一人暮らしを始めました。社会人になるタイミングやワーホリに行ったタイミングなどで何度か引越しをしているのですが、20代の頃はずっと1Kに住んでいました。
「一度は広い部屋に住んでみたい!」という気持ちから、前職のIT企業で給料が上がり始めた頃、引越しを検討しました。
新築・最上階・角部屋という強いこだわりがあったので、なかなか理想の物件は見つからなかったのですが……ついに条件に合う部屋を発見!
家賃はそれまでの2倍。大阪の中心部に近くなり、広くてきれいで大満足。しばらくは快適に暮らしていました。
ただ、そこから1年ほどだった頃に、投資の勉強を始めて、生活費の見直しをするようになりました。そうなると、やはり高い家賃を無視できなくなりました。
会社で働いているうちは問題なく払える金額でしたが、逆を言えば、「この家に住んでいる限り、今の仕事を辞められない」ということに不安やストレスを感じるようになりました。
前職は、高給の代わりに責任と業務量がハードな仕事だったので、徐々に心身が追い込まれていきました。
その家は好きだけれど、生活費をミニマルにして、資産を構築して、自由を手に入れる方がよっぽど価値があるように思えたのです。
現在と未来を天秤にかけた時に、今は抑える時だなと思い、引越しを決意しました。
こだわりと妥協を見直す
次の住まいを考えるにあたって、これまでのこだわりを改めて整理しました。
外せなかった条件は「新築」であること。
私は潔癖症なところがあるので、他の人が住んでいた形跡がある部屋がどうしても落ち着かないのです。仕事も基本家でしていて在宅時間が長いこともあり、家の快適さはとても重要でした。
また、「中心部に近いこと」も重視しました。中心部から離れると交通費がかさみますが、今の家からは歩いて中心部に行けるので毎月の交通費はほぼゼロです。
一方、妥協したのは、広さ、最上階、角部屋。
間取りは以前と同じ1Kに戻りましたが、中層階の中部屋は初めての経験でした。
住む前は上下左右の騒音を心配していましたが、実際はほとんど気にならず、むしろメリットの方が大きかったのです。
中層階の中部屋は夏は涼しく、冬は暖かい。
最上階角部屋に住んでいた時は、夏は直射日光がすごくてかなり暑く、冬は部屋全体が底冷えする感覚がありました。
そのため、1年のうちエアコンを使用している時期が長かったように思います。使用時の設定温度も2~3度は違います。
結果として、家賃が半分になったうえに、光熱費まで削減できるという思わぬ収穫につながりました。
我慢せずに生活コストを下げる
妥協したと思っていたこともメリットになり、まったく我慢することなく、固定費を大きく削減することができました。
同僚や友人からは、「よく広い家から狭い家に戻れたよね」と驚かれました。確かに人の欲は止まることを知らないので、普通はどんどん広い家を求めてしまいますよね。
でも、それとともに、その生活を維持するためにさまざまなものを背負うことになります。
世間体や常識ではなく、自分にとって何が大切で何を手放しても良いのかをじっくり考えれば、満足度を下げずに生活費を抑えられることがわかりました。
結果、資産形成も順調に進みました。
引越しは、一時的にお金も手間もかかるので、躊躇してしまうかもしれませんが、日頃からモノを厳選して、ミニマムに生活していればそれほど大変ではありません。
気持ちも部屋の中も一度リセットして、新たに生活を始めるのはワクワクと爽快感がありますよ。
ぜひ、あなたも一度住居費の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。この体験談が少しでもヒントになれば幸いです。