こんにちは!つむぎです。
生活費を半分にして、余ったお金を投資に回して2年8ヶ月で資産1000万円に到達。何をして生活費をそれほど減らせたのか、私の実体験をお伝えしています。
昨日は「肌断食」を実践するに至ったお話を書いたのですが、今日はいよいよ実際にやってみた結果をお話したいと思います。
もし今、肌荒れに悩んでいたり、毎月の美容代に負担を感じているなら、一読の価値があるかもしれません。
このブログがあなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。
肌断食の始め方と基本ルール
肌断食を提唱している美容形成外科医・宇津木龍一さんの著書『「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法』や、実践者の本やブログを片っ端から読み進め、私が取り入れたのは以下です。
・洗顔は純せっけん(メイクなしの日は水のみ)
・クレンジングは使わない
・化粧水、乳液、クリームは一切なし
(乾燥時のみ「白色ワセリン」少量。黄色ワセリンやオイル類は酸化するためNG)
・下地やリキッドファンデなど液体系は破棄
・日焼け止めは海水浴やスポーツなど炎天下での長時間外出時のみ。普段は日傘・帽子・サングラスで対策
・肌のメイクは石けんで落ちるパウダーのみ
・口紅は白色ワセリンを下地に
・顔以外も同じケア(白色ワセリンはハンド・ボディクリーム、ヘアワックス代用にもOK)
スキンケアが肌を傷つける理由
まず大前提として「化粧品は肌に染み込まない」と言われています。いくら高級な化粧品だとしても同じ。
普段スキンケアをしている人は「肌に染み込んでる気がするけどな…」と思ったかもしれません。私もそう思っていました。
もし、染み込んでいる気がするのなら、それは化粧品によって肌のバリア機能が壊され、一時的に浸透しているように感じるだけなのだそう。
本来、健康な肌はバリア機能があり、外部の刺激から肌を守り、自力で潤う力があります。でも余計なスキンケアによって、そのバリア機能が破壊されることで、洗顔後につっぱる、乾燥するといった症状が起こるのだと紹介されています。
また、よく言われる「年をとると、肌の水分量や皮脂量が減ってしまう」という話も、上記が関係しているのだそう、、、
本来、何もしなければ年齢を重ねても肌の水分量や皮脂量が減ることはないといいます。ただ、多くの人は若い頃から何かしらのスキンケアをしています。そして年齢を重ねるにつれ、スキンケア暦が長くなっていく…
そのため、若い人たちと比較した時に、年齢を重ねている人の肌の水分量や皮脂量が少ないのは当然なのだそう。
一方で、ある調査結果では、全くスキンケアをしてこなかった80代の方の肌を見ると、若い人と肌の水分量や皮脂量は同等だったといいます。
健康な素肌は“サラサラ”が正解
では、なぜスキンケアで肌のバリア機能が破壊されてしまうのでしょうか?
まず、クレンジングの主成分は界面活性剤なので、肌にさまざまなダメージを与えてしまいます。
元々私たちの肌には水分や皮脂のバランスを保ってくれる常在菌がいますが、界面活性剤入りの化粧品を使うことで、角質層を破壊され、常在菌の数が減ってしまいます。
そこに、防腐剤など添加物がたくさん入った化粧水などを染み込ますことで、さらにダメージを与えてしまうのだそう…
「でも、化粧水や乳液、クリームをつけた方がしっとりしていて、綺麗に見えるけど…」
そんな風に思うかもしれませんね。でもそれはそう見えているだけで、その下の素肌は衰えどんどん後退していっているといいます。
実際、医療用のマイクロスコープで見ると、スキンケアをしている人の肌はキメを失い平坦になっていて、スキンケアをしていない人の肌はしっかりとキメが存在しているといいます。
CMやテレビなどで、手に張り付くようなもっちりした肌が良いというイメージがついてしまっていますが、本来、健康な肌はしっとりではなく、サラサラが正しいのだそう。
また、しっかり基礎化粧品をつけて、下地をしてメイクした時のつるっとした肌も一見綺麗ですが、実はこれは「合成ポリマー」の働きなのだそう。本や雑誌の表面がつるつるとコーティングされているのと同じ成分、、、
そのような成分を長時間肌につけていて、良いわけはないですよね。。。
このようなショックな事実を知り、私は基礎化粧品を手放す決意をしました。
実践4年で実感した変化
さて、実践し始めた当初は、私も例にもれず、洗顔後につっぱりや乾燥を感じました。
これまでは化粧品でカモフラージュされていただけで、それが本来の今の肌の状態。でも続けていれば、肌自体の再生能力が働き、症状は改善していくことを信じ続けていきました。
もし、乾燥して皮が剥けたり、ヒリヒリしたりする場合は、白ワセリンを手に伸ばし、顔に優しく押さえるように塗るとおさまります。私の場合は、そんな状態も数週間で落ち着き、何もつけなくても問題なくなりました。
ただ、本来の肌に戻るには、これまでスキンケアにかけてきた年数が同等にかかることを覚悟した方が良いとのことです。
私は中学生の頃から化粧品を使い始めたので、肌断食を開始した時点を考えると、人生の半分。約15年間肌にダメージを与え続けてしまいました。
まだまだ時間はかかるかもしれませんが、年々肌の調子が良くなっているので、このまま続けたいと思います。
そして、メイクはパウダーのみ。やはり最初は物足りなさを感じました。
くすんでいるような気がして落ち着かず、メイクをしている日は何度もパウダーを重ねていました。ただ、しばらくすると素肌のトーンが明るくなって、ほうれい線も浅くなり、朝に1回パウダーをするだけで夕方までメイク崩れもしなくなりました。さらに、ニキビや吹き出物もできにくくなってきました。
肌断食をしてかれこれ4年ほどになりますが、素肌のトーンがより明るくなってきたので、アイブロウとリップだけのポイントメークだけでも外に出られるようになりました。
おわりに~肌断食で得られたもの~
こんな感じで、化粧品をミニマルにしていったことで、今は毎月の美容代はほぼ0円になりました。かかるのは「純石鹸、白色ワセリン、メイク用品」だけになりました。メイク用品も種類が限られているので、頻繁に買うこともありません。
これによって、かなり生活費が抑えられるようになりましたし、年齢を重ねることへの不安も和らぎました。
肌断食によって得られたものは「健康」「お金」「時間」「将来への希望」など、想像以上でした。
どうでしょう?あなたもこれを読んでやってみたいと思ってもらえたら幸いです。
ただ、もしかすると最初は不安で辞めたくなるかもしれません。長年の刷り込みから抜け出すのは本当に勇気が必要だからです。
ふと気を抜くと、テレビやネット、電車の吊り広告などあらゆるところから、何かを買うこと、やらなければいけないことを刷り込まれます。それに抗うのはとても大変です。
また、女性にとって、何もしないというのは落ち着かないかもしれません。手をかけることが自分へのご褒美だったり、癒しだったりする一面があるのもわかります。それが一切なくなると物足りなさを感じるかもしれません。
でも勇気を持ってしばらく続けてみてください。そうすれば、着実に日々変化していく肌が証明してくれるはずです。
そして、浮いたお金や時間は、あなたが本当にしたいコト、ほしいモノ、会いたい人に使ってください。
そうすれば、年齢を重ねるごとに増えていくシワやシミ、そして美容代に不安を感じる必要もきっとなくなるはず。
ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。